診療予約

内科・消化器内科・糖尿病内科小児科

医療法人 晴仁会 つくばみらいファミリークリニック
茨城県つくばみらい市富士見ヶ丘1-8-1

TEL: 029-721-8025

生活習慣病

糖尿病、高血圧、高脂血症などの疾患は、運動不足、肥満、食生活の乱れなどが背景に生じ、全身の血管病変の元になります。これらの生活習慣病に関して、総合内科専門医糖尿病協会療養指導医として、適切な検査を行いつつ、適正な生活習慣改善のアドバイスや薬物治療を行っていきます。

高血圧に関しては、家庭血圧を参考にさせていただきながら(血圧測定が自宅で難しいかたは、診療所での血圧を参考に)、高脂血症に関しては、採血結果を参考に、ガイドラインで推奨されている血圧、コレステロール値を目指しつつ、ご本人の希望も尊重しつつ治療を行ってまいります。

2型糖尿病に関しては、血液検査で血糖値、血糖の1〜2ヶ月程度の変動を示すHbA1c、尿検査などを用いて診断を行います。当院では、即日血糖及びHbA1c、尿検査の結果をお伝えできる検査機器を備えております。

一般的な肝機能・腎機能・コレステロール等の血液検査に関しては、結果は後日ご報告させていただきます。

血糖、HbA1c測定

指先より微量の採血を行い、5分程度で血糖値、HbA1cを測定します。

食事運動療法に関して

食物繊維の摂取不足、魚介類・大豆製品の摂取不足、塩分の過剰接種、体重増加、喫煙、過度の飲酒、ストレス、睡眠不足等が生活習慣病悪化の原因となります。

1日の野菜摂取量の目標は、350g /日と言われています。日本人の野菜摂取量は、平均 250g/日前後となっており、約100g /日程度不足していることになります。目安として生野菜なら毎食両掌一杯分、炒め・煮・蒸し野菜なら毎食片手一杯分程度の摂取をとることが勧められています。

きのこ類、海藻類なども含めて摂取することを心がけましょう。

蛋白質として脂身の多い肉類の摂りすぎは、動脈硬化性疾患のリスクを高めます。肉類以外に魚介類、大豆製品(豆腐、納豆、油揚げなど)の摂取を取り入れることで、動脈硬化性疾患のリスクを低減させることができます。週に数回以上を目安に魚介類、大豆製品(豆腐、納豆、油揚げなど)を摂取することを心がけましょう。

1日の塩分摂取量は、日本人は平均 10g/日以上摂取しており、目標としては男性 7.5g/日 女性 6.5g/日以下となります。塩分摂取を1g少なくすることにより、1mmHgの血圧が下がると言われています。塩分含有量の多い麺類のスープの飲み過ぎ、加工食品(ハム、ソーセージ、ベーコン、ちくわ、かまぼこ)、漬物、梅干し、佃煮、干物などの食品の摂りすぎをできるだけ控えましょう。調理をされる際には薄味を心がけ、減塩調味料の利用、塩分の入っていない調味料(出汁、ブラックペッパーやカレーパウダーなどのスパイス、レモン汁、一味、七味、わさび、山椒など)をうまく利用しましょう。惣菜を購入されることが多い方は、1食あたりの塩分が2〜3gに収まるように、惣菜に表記されている塩分量を確認して購入することを心がけましょう。

BMIが25を超えると高血圧のリスクが約1.5~2.5倍になります。2型糖尿病のリスクは、BMI25〜30で約1.5〜2.5倍、30以上で約2.5〜4倍程度に上がります。肥満のある方は、適正体重を目標に食事運動療法に取り組みましょう。

喫煙は1本吸うと、10~20mmHgの血圧上昇が30分間続きます。できるだけ喫煙本数を減らし、禁煙に取り組みましょう。禁煙の意思があって、自分の力で禁煙することが困難な方は禁煙外来の検討もしてみてください。

飲酒の適正量はアルコール換算で20g/日前後です。飲まれるアルコール飲料の度数(%)X量(ml)で計算可能です。缶ビール、酎ハイなら350~500ml 1本程度、日本酒 1合(180ml)ワイン グラス1〜2杯(180〜240ml)、ウィスキー原液 60ml、焼酎 原液 100ml程度が目安となります。女性はこれよりやや少なめが目安です。自分でアルコール飲料を割って作る方は薄めに作ることを心がけることや飲酒の合間にチェイサー(水や炭酸水など)を挟むこと、休肝日を週に数日は作ることを心がけましょう。

過度のストレス、睡眠不足は、交感神経を過剰に活性化して、血圧上昇、血糖値の上昇などを引き起こします。できるだけ規則正しい生活リズムを心がけ、7時間を目安に睡眠時間を確保するよう心がけましょう。

高血圧の治療に関して

現在の学会ガイドラインでは、高血圧は下記のように分類させています。

正常血圧   収縮期 120以下   かつ    拡張期 80以下
正常高値血圧 収縮期 120~129 かつ  拡張期 80以下
高値血圧   収縮期 130~139   または 拡張期 80〜89
Ⅰ度高血圧  収縮期 140〜159  または 拡張期 90〜99
Ⅱ度高血圧  収縮期 160〜179  または 拡張期  100〜109 
Ⅲ度高血圧  収縮期 180以上   または 拡張期 110以上

全年齢で、程度の差はありますが、高値血圧群から脳血管病による死亡リスクの上昇がみられるため、年齢や病状等に関わらず、血圧を130/80以下にすることが目標となっています。

薬の治療によって、収縮期血圧を5mmHg下げることによって、脳卒中、心筋梗塞、心血管死亡などのリスクを10%低下させることが分かっています。

薬の副作用として起立性低血圧によるめまい、ふらつき、腎臓障害等が出現することがあるため、副作用に注意しながら、できるだけ血圧を130/80以下に近づけていくことが重要です。

高血圧の治療薬として、カルシウム拮抗剤、アンジオテンシン変換酵素阻害剤、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤、アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害剤、βブロッカー、利尿剤、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬、αブロッカー等があります。

当院では、これらの治療薬を使い分け治療に取り組ませていただいております。

寒暖差が大きいと血圧が上昇しやすいため、朝、晩の気温差が大きい時期は外出する際の時間帯や格好に注意しましょう。また屋内でも寝室の温度管理や脱衣場、お風呂、トイレなどリビングとあまり温度差が生まれないように注意しましょう。

高脂血症の治療に関して

脂質の中には、総コレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪(TG)、LDLコレステロールなどの項目がありますが、最も重要な指標は、LDLコレステロールで、140以上で治療開始を検討します。

LDLコレステロール 140以上の方が全て薬の治療対象となるわけではなく、その方が他にどのようなリスクを持っているかを確認し、そのリスクに応じて生活習慣の改善を優先するか薬物治療を行うかを決定します。

高脂血症の治療薬として、スタチン、エゼミチブ、フィブラート、EPA /DHAなどがあります。

当院では、これらの治療薬を使い分け治療に取り組ませていただいております。

糖尿病の治療に関して

2型糖尿病の治療に関しては、生活習慣の改善指導とともに各種内服薬剤及びインスリン・GLP1製剤などの注射剤にも対応して治療をさせていただきます。年齢やご本人様の状態も考慮して、その人の今にとって丁度良いコントロールを目指しつつ治療を行います。

また、生活習慣病の合併症の評価として、心疾患の評価のための心電図・胸部レントゲンや心エコー、肝臓疾患や併発する癌のチェックのための腹部エコー、血管評価のための頸部エコーなどを定期的に行っていきます。

糖尿病に合併する狭心症や心筋梗塞などのチェックを行います。

頸部エコー

頚動脈をチェックし、動脈硬化の状態を確認します。